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全道高校将棋選手権の開催要項。申し込みの締め切りなどが記されている

 全道高校将棋選手権大会への出場をめざしていた札幌光星高校囲碁将棋部が、申請ミスで出場できなくなったことがわかった。学校や生徒の保護者らが救済措置を主催者に求めたが、出場は認められなかった。

 大会は30、31の両日、北海道函館市で開かれる。8月に岐阜県で開催される全国大会への道代表が決まる。

 札幌光星高校によると、個人戦と団体戦に出場を予定していた。

 5月7日午後2時までに、大会当番校の担当者あてにメールで申し込むことになっていたが、締め切りを3日過ぎた10日、顧問の1人が連絡していないことに気づいたという。

 同部の顧問は3人。引率担当の顧問が宿泊先や移動手段の手配を済ませていたことから、他の2人は出場の連絡も済ませていると思い込んだという。

 学校は、主催者の北海道高等学校文化連盟(高文連)などに救済を求めたが、すでに組み合わせ抽選が終わっていたことから、「(抽選をやり直せば)不公平が生じる可能性がある」として認められなかった。

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 保護者らが救済を求めて、約…

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